続き

以前こちらの記事で紹介した箸袋の製造工程の続きです!


今回は箔押し編。


前回は仕上げの際に折りやすくするために「罫線入れ」

と言う作業を紹介しました。


今回は寿の部分、「箔押し」と「エンボス加工」について紹介します。

光ってる部分ですね。

まずは箔押し加工です。

箔押しにはこのような版(金型)を使用します。

ちなみに手前が箔押し用、奥がエンボス加工用です。



こんな感じで機械の熱版に取り付けます。

ちなみにこちらの機械もドイツ、ハイデルベルグ社のものです!


一旦機械に通して箔押しをしてキラッと加工。


次にエンボス加工用の版に付け替えます。


エンボス加工の場合は紙にプレスして圧力をかけて凸凹感を出す加工です

版(金型)が凹なのでプレスする受ける側は凸にしなければなりません。

こちらはカッターで職人が彫って作ります。

すごく繊細な作業で、素人の私がチャレンジしてみましたが全くできませんでした…


こちらも機械にセットしたらプレスして加工します。



画像左が箔押し加工のみ、画像右が箔押し+エンボス加工です


箔押しだけとエンボス加工を加えたのでは質感が全く違います!


そんな感じで簡単にですが紹介でした!


今後は機械の仕組みなんかも簡単に解説できたらいいなと思っています!

nanami paper item design

-デザインと紙加工の備忘録- 箔押しと水引を扱う紙製品専門店の 新米デザイナー兼店長が デザインと紙加工について奮闘した備忘録。 日常も、特別な日も、 あなたに寄り添いきらめきを

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